江戸時代、火事で商人が一番先に持って逃げたのは何かご存知でしょうか?
これは有名な話で、「大福帳」と呼ばれる「顧客名簿」です。
そして「顧客名簿」は「資産」です。逆にこの名簿さえあれば一文無しになってもすぐに再起できます。それだけ既存客というのは大切な存在だということです。
他にもわかりやすい例として美容院のトップスタイリストが独立する際に、顧客名簿を持ち出してゴタゴタするという話は聞いたことがあるかもしれません。
そこで見込み客の概念は2つあります。
1、競合他社のお客様
2、結果にお金を払った経験がある人
でも考えてください。競合他社のお客様を狙う場合、手っ取り早いのは広告をかける事ですが、それには広告費がかかります。
しかし、あなたの手元には顧客名簿がすであるのです。新規の場合、あなたに対する信頼はまだありませんが既存客は違います。
一度あなたのサービスを受けているのでお客様はあなたの事を知っています。ただ
1回だけのお客様はあなたの事も忘れている可能性も大きいということです。
あなたも1回だけ行ったことがあるお店などたくさんあるはずです。しかし、そのお店が嫌でリピートしなかったわけではないはずです。
このように1回だけのお客様はあなたが嫌いで来ないのではなく、リピートさせる仕掛けをしていないだけなのです。しかし、2回目の来店をさそう仕掛けや重たい腰を軽くしてあげるインパクトが2回目には必要だという事です
その為にも既存客には広告費がかからない分、特典などを沢山つけて来店を促すことです。
もし、あなたがお客様の立場だったらどんなものがサービスされていたらまた行きたくなるでしょうか?それを考えてみてください。これで顧客満足度を上げながら利益を上げていく事ができます。